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「Z世代」という言葉を最近よく耳にする人も多いのではないでしょうか?
Z世代の多くはSNSを活用し、友人や家族とのコミュニケーションだけではなく情報収集としても活用しています。
そこで今回はZ世代に関するSNS利用について解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
・Z世代とはそもそも何か?
・Z世代のSNSの利用率について
・Z世代がよく利用している各SNSの特徴
・Z世代に向けた各SNSのアプローチ
・まとめ
そもそもZ世代ってなに?と感じている人もいるかと思います。
Z世代とは具体的に1990年代後半~2000年代に生まれた世代のことを指しており、2022年現在の年齢で言うと10代前半~25歳の若者がZ世代として当てはまります。
Z世代の若者の特徴としては、デジタルネイティブであることです。
Z世代の人々は既にインターネットが普及していた時代に生まれているため、スマートフォンなどの情報機器をあたり前のように使いこなしています。
また下記のとおり、Z世代以前の呼び方も存在しています。
X世代:1960年~1974年生まれ
Y世代:1975年~1990年生まれ
Z世代:1990年後半~2000年生まれ
そんなZ世代の若者が情報収集をする際に活用しているのがSNSです。
Z世代の若者はもともと情報リテラシーが高く、情報収集をしながらも商品購入をする際は慎重に判断を下すため、Z世代に向けたアプローチが必要不可欠です。
下記のグラフは、若年層リサーチ結果を発信する「TesTee Lab」が学生の男女4,226名(中学生474名、高校生1,493名、大学生322名)を対象にSNS利用に関する調査結果を基に作成したものです。
中学生~大学生まで90%を超える高いSNS利用率であることが明らかとなっています。
全年代で9割以上がSNSを利用しており、最もSNSを利用しているのは高校生であることがグラフから読み取れます。
ここからはZ世代がよく利用している各SNSの特徴について解説していきます。
写真の投稿がメインとなるSNS。
2022年6月時点での月間利用者数は3,300万人となっています。
写真の他に動画も投稿することが可能です。
また活用としては興味関心のある投稿を見るためだけではないようです。
コスメやファッションなどのお買い物をする前にInstagramで他のユーザーの口コミや、インフルエンサーの正直レビューなどを見るというユーザーもいるので、情報収集としてInstagramを活用する若者も多く存在します。
15秒~3分までのショートムービーを投稿/閲覧することができるSNS。
2022年6月時点での月間利用者数は950万人となっています。
Z世代のTikTok利用の目的の多くは「暇つぶしのため」と言われていますが、最近の流行りを知るために利用するというユーザーも多いようです。
またZ世代に興味を持ってもらうためには、短い時間でインパクトを与えるような動画作成を意識することがポイントです。
1回のツイートで140文字以内の文字を投稿することができるSNS。
2022年6月時点での月間利用者数は4,500万人となっています。
自分自身で発信するというよりも、Z世代は情報収集としてTwitterを利用することが多いようです。Twitterはリアルタイムで、そのときのトレンドやニュースをいち早く知ることができるのが特徴でもあります。
Instagramは写真の投稿がメインとなるSNSですが、最近は情報収集としても活用するユーザーが増えてきているため写真だけの投稿ではなく、文字を打ち込んだ画像の投稿も多く見られます。
「今月のおすすめコスメ」や、「〇〇(地域)グルメまとめ」などといった1回の投稿で情報量がギュッと詰まったものは保存されやすく人気です。
下記の画像のとおり、写真+文字といった投稿をしているアカウントも実際多く、特に最初の1枚目(サムネイル)で大きく文字を載せてインパクトを出すといった取り組みが必要です。
主にツイートをするのはZ世代よりも上の年代が多く、
Z世代は主に閲覧するだけのユーザーが多いです。
Twitterを利用する目的としては「トレンドを知るため」
「興味関心のある情報を得るため」などといった点が挙げられます。
そのため「情報の新鮮さ」がZ世代に向けたTwitter発信では重要なポイントになってくるかと思われます。
またユーザーが最もTwitterを見ている時間帯に投稿することで、より多くのリアクションを得られやすいです。
学校から帰宅している時間帯である夜18時以降などにTwitterに投稿してみるなど意識してみるのも良いでしょう。
15秒~3分までのショートムービーを投稿/閲覧することができるSNSですが、一番重要なのは冒頭です。
最初の数秒で興味がない動画だと判断するとスクロールして、動画を飛ばすというユーザーが多く見られます。
冒頭でインパクトのあるキャプション(文字)を入れる、流行りの音源を使用するなどといった施策がZ世代の心をつかむポイントです。
本記事ではZ世代に関するSNS利用について解説していきました。
Z世代はもともと情報リテラシーが高く、SNSを活用して情報収集することが得意としています。
やみくもにSNSで発信するのではなく、Z世代のユーザーに興味関心を持たせるような施策が必要不可欠です。
また流行の移り変わりも激しいため、情報を常にキャッチする力も必要になってきます。
Z世代のユーザーに見てもらうためにも、情報収集は怠らないようにしましょう。
「参考文献」
もう「ググる」若者はいない? Z世代ならではのSNSの活用法とは|Real Sound|リアルサウンド テック
【企業広報担当者必見】Z世代のSNS最新情報を徹底解説 (pamxy.co.jp)
【最新!】2022年、Z世代のSNS利用率と利用用途とは (testee.co)
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